花供懺法会・花供会式
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花供懺法会・花供会式
蔵王権現のご神木・山桜の満開を御本尊に報告する行事。
壱千年の歴史を持つ金峯山寺の伝統法会で、奴行列を先頭に金峯山の鬼、お稚児さん、山伏、僧侶、そして行列の最後は管長猊下が乗られた大名籠と続く10万石の格式を持った行列が行われる。
毎年吉野山の桜が満開となる4月10日~12日に行われる。-
4月10日
花供千本搗き・女人採灯護摩供
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4月11日
大名行列・花供懺法会・採灯大護摩供
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4月12日
大名行列・花供懺法会・採灯大護摩供
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花供千本搗き
4月10日 於:午後1時 蔵王堂正面
臼に入れたお米を伊勢音頭にあわせ大勢の人々 で搗き上げるお祭り。
その昔、金峯山の高僧 高算上人が天皇の許しを得て、毎年諸国より一穂一畝の寄進を受けて、餅に搗いたものを蔵王権現にお供えし、そして近隣の人々に施与したと伝える行事。
これが花供懺法会の始めといわれる。 -
女人採灯大護摩供
4月10日 午後2時開始
女性行者が中心となって、導師や諸作法を行なう採灯大護摩供。
修験道広しといえども、女性による採灯大護摩供は金峯山寺だけ。金峯山寺独特の法会。 -
大名行列
4月11日・12日
両日とも午前10時、竹林院を出発。
蔵王堂到着後、『花供懺法会』と『採灯大護摩供』。
午後1時頃より、10日の千本搗きで搗かれた餅を撒く、『御供撒き』が行われる。
参拝、御供撒きとも参加自由。 -
お稚児さん募集
お稚児さんとして、行列に参加して頂けます。左図は参考写真です。
当山・金峯山寺では、お稚児さんはふつうのお稚児さんの衣装のほか、子供用の山伏装束を着て出る稚児山伏も募集しています。お稚児さん参加のご希望の方は、宗務庁か蔵王堂へお申し込みください。
TEL:0746-32-8371