2021/04/21
国宝仁王門 大修理 ご支援のお願い
仁王門は、金峯山寺で現存する最古の建造物で、峻険な山岳地に建ち、我が国を代表する巨大な楼門でございます。国宝であり、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中核的構成資産に指定されております。また、門内に安置する金剛力士像(仁王像)は、奈良東大寺の仁王像に次ぐ大きさを誇り、国の重要文化財に指定されております。
金峯山寺では、現在、令和10年度の完成を目指して、この門の解体大修理事業に着手しております。この事業は、先人達から引き継いだ掛け替えのない財産を、使命感をもって後世に伝えるべく、解体大修理を施し、保存するという歴史的な大事業でございます。
この大事業を執り行うためには、約20億円という巨額の費用が必要とされております。国宝であるが故に国、県、町からの補助金がございますが、当山の負担も誠に巨額に上ります。つきましては、この歴史的な大事業にご結縁頂きまして、ご支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。
ご支援のお申し出をいただける皆様には、払込み取扱票が付いたお願い文を送付させて頂きます。
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お申し出は次の連絡先にお願いいたします。
金峯山寺 寺務所
TEL:0746-32-8371
FAX:0746-32-4563
メール:office@kinpusen.or.jp
国宝仁王門の大修理にともないまして、門内に安置されておりました重要文化財の金剛力士立像2体が、造立以来初めて吉野山からお出ましになって、現在は奈良国立博物館の仏像館にて展覧されています。是非、この機会に広い空間に安置された仁王像にお手合わせ下さいますようお願い致します。
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奈良国立博物館 金峯山寺金剛力士立像