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お知らせ

2023/12/24

仁王門大修理現状報告  基礎部分の発掘調査進む 

世界遺産・国宝の金峯山寺仁王門大修理事業は、木部が完全に解体撤去された基壇部分の発掘調査が進められて、当初予定していた部分の発掘をほぼ終えた段階になっています。その結果、正面から向かって右側(西側)は、表土のすぐ下に地山の岩盤が現れますが、通路から左側(東側)はほぼ盛り土であることがわかりました。

左側(東側)の仁王像が安置されていた部分からは、古銭が数枚発見され、その背後の区画からは、永楽通宝の穴に紐を通した差し銭も出土しました。人工的に開けられた穴の跡なども出土しましたが、それらの意味については、発掘を担当した奈良県立橿原考古学研究所で調査が進められています。

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 東側から西側を見た発掘現場         出土した差し銭

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